
長年営んできた民宿をやめることに決め、待ちに待ったリフォームを始めることになりました。
我が家は、おじいちゃんおばあちゃん、若夫婦・子ども二人の六人家族、三世代の大所帯です。
リフォームを始めるにあたり、リフォーム箇所が水回りだったので、
おじいちゃんから、
「女が主に使う場所だから、女が使いやすいように考えな。」
の言葉を受けて、おばあちゃんと娘で、モデルハウスなどを見学していく中で、女性の立場を大切に考えてくれる設計士さんを紹介していただいたのが、窪田あつ子さんとの出会いでした。

流しの位置がなかなか決まらず、納得いくまで何度も何度も設計を変更していただきました。
自分たちの希望をお願いしたり、窪田さんのアドバイスもいただきながら、望んでいた設計にたどり着きました。気長に何回も打ち合わせをしていただいたあつ子さんに、大変感謝しています。
七月に工事が始まると、現場監督として松浦さんに担当していただきました。
一時間以上かけて御坂を越えて河口湖へ・・・、元気に「こんにちは。」と。
松浦さんの声に現場が一変に明るくなりました。
図面上と実際の現場とではリフォームのため、確認していかなければならないことも出てきたり、設計段階とは違った希望が出てきたり、工事を進めていきながらいろんなことが起こりましたが、その都度、大工さんとの間に松浦さんが入って私たちの思いを伝えていただき、希望通りに仕上げていただくことができました。松浦さんにも感謝感謝の一言です。
さて、リフォームが完成した我が家を紹介します。
富士北麓地域は甲府盆地にくらべて寒い地域ですが、今年は蓄熱暖房機のおかげでヒーターいらず。
灯油代があがっている世間にあって、コストもかからず空気もきれいで快適です。

また、リビング・キッチン・脱衣所(お風呂)・洗面所・トイレとの動線がすっきりとしていて身動きもとりやすくなっています。
パントリーもいただいた野菜を保存したり、漬け物を壺ごと置いておいたり、リサイクルの物を置いたりと、キッチン隣の収納庫は大変重宝しています。
また、キッチン内に作りつけの机・棚を設置し、パソコンでインターネットもできるように配線もされているスペースを確保できたこともよかった点です。
仕事をしたり、インターネットで情報を見たり、時には物を置く場所になったり・・・なんてことも。
多目的に使用ができる便利な場所です。そして主婦がほっと一息つくような場所にもなっています。

それから、窪田さんがおばあちゃんの切り絵の趣味を見て作品をいかせるようにと展示コーナーとして考えてくださった廊下のニッチは訪れる人に大好評です。おばあちゃんは作品を作る楽しみが増え、長生きができると大喜びです。
おじいちゃんは木が大好きな人で、クロス張りにする予定だった壁や天井を、えんじゅの木の板壁にと希望したり、リビングと廊下に米松を使ったり、リフォーム前は廊下に敷いてあった木の板を棚上げして台につかったり、木を豊富に使ったので別荘のような感じのする家になりました。
このように大満足な家に変わることができました。
あつ子さんが、自然派志向だったことは、私たちの感性に共通するものだったと思います。
床は杉の板に、壁は抗酸化溶液を塗った壁をすすめていただき、アレルギー体質を持った子供たちも安心して住める健康的な住居になりました。
重ねて感謝しています。

終わりに、板に抗酸化溶液の釉薬を塗ったこと、職人さんたちと一緒にお茶の時間に会話が弾んだことなどたくさんの思い出があり、リフォームが終わった時には、快適な生活を送れることに喜びを感じた反面、寂しさも感じました。
リフォームをして楽しい毎日が送れているのもあつ子デザインスタジオのおかげです。
大満足なリフォームでした。本当にありがとうございました。
家族みんながリビングダイニングに集まり毎日笑顔で生活できる家になり、
また、お客さんを喜んでお招きできる家になって幸せが広がっていきそうです。